最近話題のハーブピーリング。
「今後サロンで導入したい!」というオーナー様も多いのではないでしょうか。
ただ、一口にハーブピーリングと言っても、たくさんの種類があることをご存知ですか?
「ハーブピーリングの導入費用の相場はいくら?原価・売上はどのくらい見込めるの?」
「ハーブピーリングのメーカーってどんな種類があるの?」
「リスクは避けつつも、かならず成功させたい!結局どれが一番いいの?」
といった疑問に、
サロンで導入するハーブピーリングを吟味した上で、現在実際に取り扱っているエステサロンオーナー目線でお答えしていきます。
💡この記事を読むとわかること
✔︎ハーブピーリングの導入費用の相場や、売上
✔︎サロン別!おすすめのハーブピーリングメーカーを3つ紹介
✔︎失敗しないハーブピーリングの選ぶポイント3つ
ハーブピーリングの導入費用の相場について
ハーブピーリングを導入しようと思ったら、まずは初期セットを購入する必要があるため、基本的には導入費用がかかる場合がほとんどです。
最初にかかる導入費用
導入費用の相場は調べたところ、20万〜100万近くまで、メーカーによってかなりバラつきがあります。
(内訳:ハーブピーリング一式/講習費/導入後研修費/ディプロマ発行費 等)
また、売上に関しては、基本的にハーブピーリングのメニュー料金として1万円〜15,000円辺りで設定されているサロンが多いため(地域によって変動あり)、月に30名ほどの施術で30~45万程度の売上は見込めるでしょう。
「原価」にも注意
ただ、ここで注意したい点が、ハーブピーリング1回あたりの原価について。
様々なブランドが各コンセプトで出ていますが、例えば1万円のメニューで施術したとしても、原価で8,000円かかっていたとすると、1名あたりの利益は2,000円にしかなりません。
そのため、最初にかかる導入費用の安さも大切ですが、1回施術あたりの売上から原価(コスト)を引いた”利益”が残りやすいものを選ぶというのも大切です。
サロン別!おすすめのハーブピーリングメーカーを3つ紹介
初めてフェイシャルメニューを導入するサロンにおすすめ
<アマロス> OHLハーブピーリング
導入のしやすさ:★★★★★
平均メニュー単価:★★☆☆☆
他サロンとの差別化:★★★☆☆
AMAROS(アマロス)は、韓国のドクターズコスメとして生まれ、世界60ヵ国で取り扱われる実力派コスメです。
代表商品として、施術中の痛み(ダウンタイム)なしで全ての肌質にご使用いただけるハーブピーリングがあります。
また、購入も非常に簡単で、サロン用品の卸サイト、セブンビューティやBG(ビューティガレージ)にて購入することが可能です。
デメリットとしては、導入後のサポートがあまりないという点と、剥離なしのハーブピーリングがメインとなるため、施術の幅に制限があるという点です。
一番認知度の高いハーブピーリングを導入したいサロンにおすすめ
〈Revi〉ルヴィハーブピーリング
導入のしやすさ:★★★★☆
平均メニュー単価:★★★★☆
他サロンとの差別化:★★★☆☆
Reviは言わずと知れた、現時点日本で一番ブランド力のあるハーブピーリングです。
そもそも、Reviハーブピーリングの創業者・言野 優子さんがこの日本にハーブピーリングを広めたといわれる、いわばハーブピーリングのパイオニア的存在です。
最近では、「陶器トリートメント」という、剥けないハーブピーリングが主流となっており、
サロン専売品以外にも、デパコスのようなパッケージのファンデーション等スキンケア用品の開発にも力を入れているようで、
一番認知度が高いといえるでしょう。
ただ、デメリットとしては、ここ数年で一気に広がりをみせているため、全国で導入しているサロンが増え、
同地域内での差別化が難しくなってきており、価格戦争に陥りやすいという懸念点もあります。
また、新しくスキンケア用品が生まれることで、初期導入セットの内容も他ブランドより「一式セット」の数量が多く、初期導入費用がやや高額という点も注意する必要があります。
他店のハーブピーリングと差別化したいサロンにおすすめ
〈Verena〉ヴェルナハーブピーリング
導入のしやすさ:★★★☆☆
平均メニュー単価:★★★★★
他サロンとの差別化:★★★★★
ヴェルナハーブピーリングは、聞いたことがない方もいらっしゃると思います。
このブランドを制作している株式会社ユナイトという会社は、創業平成27年ということもあり、比較的最近注目され始めているブランドです。
他ハーブピーリングとヴェルナハーブピーリングの違いとして、
「完全オーダーメイドができる」という点と、「100%オーガニックハーブを使用している」という点。
完全オーダーメイドというのは、ハーブとスピキュール(棘)が容器自体完全に別々になっており、お客様のピンポイントの悩みに合わせて配合を変えられるというもの。今まで日本にある他ハーブピーリングをはじめ、上記にも挙げたブランドは、ほぼ全て、このハーブとスピキュールが混ざってあるものがほとんどだったので、よりお客様の悩みに合わせて、どこまでもクオリティの高い、唯一無二の施術ができる、という点でお客様を自分のサロンのファンにさせやすいという点も特徴といえます。
また、高品質の割に原価・導入費用が比較的安いということもあり、まだ国内で認知度は低いものの、美容歴20年を超えるようなベテランサロンオーナーが、最近ではこぞってこのVerenaハーブピーリングに乗り換えているといいます。
今後、結果重視・お客様の満足度重視というサロンにはかなり人気が出てきそうです。
ただその一方で、ある程度の肌トラブルなどに関する知識や理解が必要不可欠となるため、導入前の研修はしっかりと時間を取る必要があります。
失敗しないハーブピーリングの選ぶポイント3つ
1,初期費用と原価・相場のメニュー価格
2,同地域での他店との差別化
3,既存導入サロンの口コミ/実際の効果・体験して効果を感じられるか
初期費用と原価・相場のメニュー価格
新しい商材を入れる場合、美容機器に比べて初期費用が安いとはいえど、ハーブピーリングも立派な先行投資です。
そのため、初期費用がどのくらいで回収できるか、という点はマストで考える必要があります。
(初期費用が100万円で、一人当たり1万円で施術できるとしたら、100人施術でペイできる→1ヶ月30名だとしたら、3ヶ月で回収できる など)
また、初期費用だけでなく、原価(1人施術するにあたり、どのくらい費用がかかるか)もきちんと確認するようにしましょう。
メーカーによっては、きちんと記載して説明してくれるところもありますが、極端に安く見積もっていたりする場合も無いとは言い切れないため、きちんと見極めが必要です。
相場のメニュー価格については、ホットペッパー等のサイトで、気になっているハーブピーリングブランド名で検索すると、各導入サロンのメニューが見れると思うので、大体単価がどのくらいなのか(初回・再来クーポン両方)も確認しましょう。
そして、これら二つが分かれば、(相場のメニュー単価) – (原価)でおおよそ一人当たりの”利益”がわかるため、一度計算してみるのがおすすめです。
同地域での他店との差別化
お客様側に立った時、「ハーブピーリングやってみたい!」と思っても、検索して選ぶとしたら、どうしても「キャッチコピー」と「価格」でしか最初は選べません。
そのため、導入したいと思っているブランドをすでに取り扱ってるサロンが近くにある場合は、後から参入する分、口コミもハーブピーリングの実績(ビフォーアフター)も少ないため、何かしら差別化をする必要があります。
その差別化ポイントが価格であれば、どうしてもハーブピーリングの原価が安くはない額のため、下げられる限界があり、消耗戦になる可能性があります。
そこで、何かしら他サロンより「価格が高くても」も優れているということをお客様に伝えなければいけないため、まだ近隣地域で導入していないハーブピーリングを選ぶというのも、今後勝ち残っていくためにはとても大切です。
既存導入サロンの口コミ/実際の効果・体験して効果を感じられるか
可能であれば、実際に気になっているブランドの導入サロンに体験しに行ってみるのもおすすめです。
そこで、実際に自分が体験して効果を感じるのはもちろんのこと、お客様の声やビフォーアフターの症例なども見せてもらえると、より判断材料になります。
ただ、体験といっても金額的にそこまで安くはないのと、近くに気になるハーブピーリングを導入しているサロンがない!という方もいらっしゃると思います。
その場合は、Googleやホットペッパービューティなどのネット上で、すでにハーブピーリングを導入しているサロンの口コミ内容を数店舗検索してみると、よりリアルな声を確認することができます。
ハーブピーリングの施術自体、そこまでたくさんの手技を必要としないため比較的簡単な方ではありますが、多少なりともエステティシャンの腕や知識量には差があるため、数店舗の口コミを見ても、かなりハーブピーリングの評価が高い、というもので決めるのもポイントです。
まとめ
いかがでしたか?
一口におすすめといっても、どんな目的で導入したいかによっても差があるため、今回は3つのパターンに分けてご紹介させていただきました。
今後各ハーブピーリングについて、より詳細が知りたい方へ、それぞれの調査データも記事にしていこうと思っておりますので、そちらも参考にしてみてください。
また、結局自分のサロンにはどれが向いているのかわからない!という方は、30分限定の無料ZOOM相談もしております。
こちらよりご連絡ください(Googleフォームに飛びます)。
本ブログに関する質問や、美容機器の導入に関するご相談はこちらで受け付けています。