✔️脱毛機を選ぶ時によくある悩み
- 脱毛機は種類が多すぎるため、自分のサロンに合った機械の選び方を知りたい
- 定番から最新まで、おすすめの脱毛機について知りたい
- 脱毛サロンは流行っているけど、今から参入しても遅くないか不安
本記事では、こういった疑問に答えます。
✔️本記事の内容
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- 1.初めて脱毛機を導入する際に注意すべきポイント
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- 2.【2023年度版】おすすめ業務用脱毛機4選
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- 3.脱毛業界はこれからも成長する【※注意点あり】
このような内容について、
美容機器を日々取り扱うプロのディーラー目線で解説していきます。
1.初めて脱毛機を導入する際に注意すべきポイント
脱毛機を導入する際、失敗しないサロンとそうでないサロンでは視点が違います。
うまくいっているサロンは、特にこの3つを重視しています。
①性能
②ランニングコスト
③アフターフォロー
それぞれ詳しく解説していきます。
①性能
性能の良い機械とは、最大出力が大きく、調節段階が多いものです。
出力が強く、かつ調整が効く脱毛機を選ぶと、対応できる毛の守備範囲が広がるためです。
そうすると産毛のような部位から濃い髭の部分まで実施することができますし、
施術する過程で段々と細く弱くなった毛の処理も、一台で十分に行うことができます。
確かに最初は価格や知名度が気になるところですよね。
しかし結局のところ、多くのお客さまに満足してもらえることが最も重要です。
- 濃い毛ほど弱い出力でも蓄熱し、しっかりと効果が出る
- だんだん薄くなってくると逆に強い出力をかけないと効果が出ない
このような脱毛機の原理をしっかり理解して選んでいきましょう。
②ランニングコスト
脱毛機には導入価格だけでなく、ランニングコスト(購入後に継続的にかかる費用)が発生します。
ランニングコストを計算するときに必要なのは、ハンドピースの価格とショット数です。
計算はとても簡単にできるので、具体例を使って解説します。
例)ハンドピース10万円・ショット数50万発の場合
→1ショットあたりの価格=0.5円
これを計算すると、全身脱毛1回あたりのコストも計算することができます。
例)上記の脱毛機を使用・全身脱毛1回あたり3,000発と仮定
→全身脱毛1回あたりの価格=1,500円
最近では中古品やレンタル、あるいは導入価格0円といった、とにかく初期費用を下げる手法が目立つようになりました。
それ自体は何も悪いことではありませんが、ランニングコストが高すぎては元も子もありません。
簡単にでもランニングコストを計算してみることで、大きな失敗をする確率をグッと下げることができるでしょう。
ハンドピースの価格とショット数は公開されていない場合もあります。
気になる機械は問い合わせた上で、一度計算してみるのをおすすめします。
③アフターフォロー
アフターフォローには2つの観点があります。
1つ目は、導入研修の手厚さです。
大前提として、オンライン研修は論外と考えていいでしょう。
機械の使い方については、きちんと目の前で丁寧に説明してくれるメーカーを選びましょう。
その上で、お客さまへのカウンセリングのやり方からコースの組み方まで指導してくれるところがいいですね。
2つ目は、故障した時の対応と補償です。
脱毛機は正しく使用していてもいつかは故障します。
その時にどれくらいの日数で営業再開できるのか、修理にはいくらかかるのか、
具体的にどのような対応をしてくれるのかは最初に確認しておきましょう。
国内メーカーであれば、翌日に対応→2~3日で代替機が届くくらいのサポートがあると良いでしょう。
逆に国内での修理に対応していないメーカーであれば、海外からの輸入になり2~3週間以上かかってしまうようなメーカーもあります。
このように、初めて脱毛機を導入する際は「①性能」「②ランニングコスト」「③アフターフォロー」をしっかり確認することが重要です。
2.【2023年度版】おすすめ業務用脱毛機4選
以上のポイントを踏まえ、2023年度時点で最新のおすすめの脱毛機を4つ紹介します。
【性能】最大出力の大きさ・調整段階の多様さなど
【価格】本体価格・ランニングコスト(全身脱毛は1回3,000ショットとして計算)
【アフターフォロー】メーカー独自の補償体制・サービスなど
このような観点でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
CUBE DUO
【性能】★★★★★
タワー型で高出力、カスタムで出力を高めるモードもある
かつ子ども用モードもあり幅も広い
【価格】★★★★☆
本体価格:1,380,000円(税抜)
1ショットあたり:0.46円
全身脱毛1回あたり:1,380円
【アフターフォロー】★★★★★
午後4時までの連絡で当日に無料で代替機を発送してくれる
最短で翌日の午前中には届くため、途切れることなく営業を再開できる
epi Move
【性能】★★★★☆
二度打ちが必要のない高出力で時短施術が可能
【価格】★★★★☆
本体価格:2,500,000円(税抜)
1ショットあたり:0.24円
全身脱毛1回あたり:720円
【アフターフォロー】★★★★☆
月に1度のフォロアーアップ研修・販促ツールの提供
講習は実際のモデルに施術をしながら受けることができる
CLEAR/SP-ef
【性能】★★★★☆
卓上型だが、1台でメンズ・女性・子供の脱毛に対応
【価格】★★★★★
本体価格:2,380,000円(税抜)
1ショットあたり:0.18円
全身脱毛1回あたり:540円
【アフターフォロー】★★★★★
無料出張デモあり・施術賠償保険付き
60日間返金保証制度
BYMACH
【性能】★★★☆☆
多彩なモード切り替えで細かく調整できる
【価格】★★★☆☆
本体価格:4,378,000円(税込)
1ショットあたり:0.2円
全身脱毛1回あたり:600円
【アフターフォロー】★★★★★
無料の経営のサポート・廃業率0%の実績あり
3.脱毛業界はこれからも成長する【※注意点あり】
脱毛業界はこの数年で急成長した分野であり、2018年からの5年間で市場規模が約1.4倍以上拡大しました(※1)。
日本の実質GDPがこの5年間でほぼ横ばい(※2)だったことを考えると、大きく成長した業界の一つと言えるでしょう。
コロナが流行し始めた2020年を除くすべての年度でプラス成長しており、今後も伸び続けることが予想されています。
特にメンズ美容は伸びている業界ではありますので、これから開業する方にとって追い風であることは間違いありません。
一方で脱毛サロンは参入障壁の低い業界でもあるため、競合が増えやすい構造でもあります。
良い脱毛機を選ぶだけでなく、サロンとして他社と差別化できる強みを磨いていく必要があるでしょう。
まとめ
今回は脱毛機の選び方と具体例、そして業界の将来性について解説しました。
サロンに導入する脱毛機を選ぶというのは決して小さくない決断だと思いますので、何か参考になることがあれば幸いです。
本ブログに関する質問や、美容機器の導入に関するご相談はこちらで受け付けています。