✔️よくある悩み
本記事では、こういった疑問に答えます。
実際に経営しているエステサロンでの経験や
サポートしているエステサロンのコンサルティングの経験を元に、
できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
細かい備品は後回し!大きいものから用意しよう
サロンに必要なものと聞くと、タオルやオイルなどを想像するかもしれません。
しかし、まずは大きいものや価格が高いものから検討するようにしましょう。
まずは物件を借りるところから
エステサロンを開業するにあたって、まずは物件を用意するところから始めましょう。
エステサロンに訪れるお客様は、物件の立地と種類によってかなり大きく変わります。
また、お客さまの層によって用意すべき備品も異なります。
そのため、まずは物件を選ぶ→備品を用意するという順番が重要です。
物件は最も大きく初期費用がかかるところです。
初期費用をうまく抑える方法については別の記事で解説しています。
美容機器はサービスの要
次に用意すべきなのは、サロンの中心となる美容機器です。
美容機器は種類がたくさんあり迷ってしまうと思いますが、最低でも下記の3点についてはしっかり検討をして選びましょう。
①性能
②ランニングコスト
③アフターフォロー
美容機器はメーカーから直接購入するという方法のほか、代理店から購入するという方法もあります。
エステサロンの開業が初めてという方は、一度プロに相談してみるという方法もおすすめです。
家具などの大きな備品
施術用のベッド、ソファー、テーブルについても、早い段階から検討が必要です。
大きな家具がサロンの世界観を作るので、全体の統一感を大切にして選ぶようにしていきましょう。
サロンのコンセプトの決め方についてはこちらの記事で解説しています。
大きな備品は単体としての良し悪しではなく、お店全体との調和が非常に大事です。
レイアウトの検討はもちろんですが、購入前に必ず採寸し、圧迫感がないかなどをシミュレーションしてから購入しましょう。
備品はそれから!抜け漏れをなくすチェックシートを使おう
大きいものがある程度揃ったら、細かい備品を準備していきましょう。
初期費用を抑えつつコスパの良いものを選ぶためのコツを解説していきます。
備品の種類によって最適な入手手段を選ぼう!
お客様の肌に触れるもの
まずお金を使うべきなのは、お客様の肌に直接触れるものです。
例えば施術前に着替えるガウンやベッドマットなどです。
このような衛生的に気にするようなものは、新品で質の良いものを選ぶと満足度がグッと高まります。
多少高くても結果的にコスパがいい、となる可能性が高いものには投資をしてみましょう。
その他玄関マット、傘立て、靴ベラ、お客様用スリッパ、トイレ備品などもお客様が使う備品に当たります。
これらは事前にリストアップし、コストコやニトリ、IKEAなどでまとめて揃えると良いでしょう。
新品で揃える必要があるもの
サロンには必ず新品で買う必要のある備品(消耗品)がいくつかあります。
例えばタオル、コットン、ベッド用の大判タオル・シーツなどです。
こういった備品は「セブンビューティー」や「bh」といったサロン備品専門のネット通販サイトがオススメです。
Amazonや楽天で購入することもできますが、このような備品は専門サイトの方が質の高いものを安く手に入れることができます。
お客様が触れないもの
サロンでは自分やスタッフが使うための備品もたくさんあります。
例えば大きいもだとタオルウォーマー、レジ、カウンター、電話などが当てはまります。
これらは新品で買うとかなり高額ですが、自分達が使うだけなので新品である必要はありません。
こういった備品は、実は近くの中古屋やジモティー、メルカリなどを探してみると見つかります。
もちろん巡り合わせによりますが、新品の半額〜十分の一程度の価格で手に入れることもできます。
大きいものは中古屋やジモティーで実際に取りにいき、小さいものはまとめて配送してもらうなどの工夫をすると送料を節約することができます。
その他、会計トレイ、書類整理用のファイルなどは、なるべく100均や安いネット通販などで仕入れると良いでしょう。
物によってはレンタルも検討しよう
初期費用をなるべく抑えたい場合は、備品のレンタルを検討するのもおすすめです。
特におすすめなのは、観葉植物のレンタルです。
1本10万円以上する観葉植物を用意するのは少し勇気が要りますよね。
そんな時は月額数千円程度でレンタルできるサービスを検討してみると良いでしょう。
例えばGOOD GREENでは、月額1,780円からレンタルすることができます。
専門のコーディネーターの方が無料で来てくれるので、サロンに合った観葉植物を提案してもらうと勉強にもなります。
また初期費用をさらに抑えるのであれば、美容機器もレンタルで用意することができます。
100万円以上の金額を浮かすことができるので、選択肢としては良いでしょう。
ただ美容機器はサービスの中心であり、レンタルにはデメリットも数多く存在します。
美容機器の準備については購入、レンタルを問わず一度プロに相談してみるのがおすすめです。
問い合わせはこちら
買い忘れを防ぐチェックシートをプレゼント
ここまで解説してきたのは一例であり、開業までに準備すべき備品は想像以上にたくさんあります。
そこで、買い忘れを防ぐチェックシートをプレゼントします。
かなり具体的にリストアップしていますので、開業準備の際はぜひ活用してください!
備品購入だけじゃない!開業前にやっておくべき準備
内装と備品で使い切ってはいけない
エステサロンの開業でよくある失敗の一つが、「初期費用を備品で使い切ってしまう」というものです。
実際にお店がオープンしたら、まずやるべきことは集客です。
お客さまを呼ぶための広告費にどれくらいお金をかけられるかで、サロンが軌道に乗るまでの時間が決まります。
どんなに抑えても1べッドあたり月に5万円、ベッド数が多い場合はそれ以上の広告費をかけられるようにしておきましょう。
集客媒体の準備
せっかくお店をオープンしても、お客様が来てくれなければ意味がないですよね。
集客にあたり、サロンを開業する前にできることがあります。
特にこの3つについては事前にやっておくことをおすすめします。
①ホットペッパービューティーの申し込み
②Googleマイビジネスの登録
③SNSのアカウント
下の記事では、サロン開業初心者向けに、集客方法をわかりやすく解説しています。
全て開業前に完璧に準備しなくてもいい
ここまで開業に必要なものを解説してきましたが、これら全てを開業前に完璧に準備する必要はありません。
まずは最低限だけ準備して開こう、という意識を持って準備をすると良いでしょう。
実際に準備してみるとわかるのですが、なんとなく使いそうだからという理由でとりあえず買いたくなってしまうことがあります。
そういったものは結局使わないので、お金も置いておく場所も無駄になるため一番もったいないです。
売上が立ったら、もっと良いものに買い替えたり追加で買ったりすればいいのです。
必要最低限だけを用意したらオープンするという意気込みくらいでちょうど良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回はエステサロンを開業するときに必要なものについて解説しました。
サロンの備品を1から全て自分で準備するのはとても大変ですよね。
うまくチェックシートも活用していただき、開業準備が少しでも楽になれば幸いです。
本ブログに関する質問はこちらで受け付けています。